ケンジントン ターボマウス が調子悪いので分解してみます。

もう絶滅種となってしまったこの機械式のトラックボールは貴重です。

しかし、あるときから左右にしかカーソルが動かなくなってしまいました。

裏フタのネジをはずしてみると、やはりほこりがたまっていました。

写真中央の銀色のローラー周辺をきれいにします。

写真のようにはずします。

基盤に3箇所で固定しているだけです。

スポッと上に抜けます。

ローラーを外した写真です。

センサー部分が残ります。

センサー部とローラーも固定されていません。

スポッと抜けます。

センサーは2本の足が基盤にハンダ付けされています。

これは取れないように慎重にローラーをはずします。

外したローラーです。

ほこりがたまっているのか、滑らかでないです。

これを滑らかにしようと思いますが、まちがってもクレ556のような潤滑剤を使用してはいけません。

ベットリした質感で滑らかになるかもしれませんが、その後ホコリがつきやすくなってしまいます。

 

今回使用したのは、医療用のアルコールです。

さらさらしていて、ベトつきません。

いっぱいかけても揮発します。

キッチン用でもいいのかもしれませんが、「オレンジの香り」とか香料が入っているのでヤメました。

これを霧吹きにいれて、 シュッシュしながら、ほこりを少しずつとりました。

滑らかになったところでもとに戻します。

 

もとに組んだ写真です。

きれいになりました。

 

 

完成です。

カーソルも上下左右スムーズに動くようになりました。

このトラックボールが貴重なのは、写真のように市販のビリヤード球が使用できるところです。

ビリヤード球が使用できるこのトラックボールの魅力については、別編で。

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